マイカーに乗る事が出来ない生活パターンに入り、マイカーを持っているだけで多額の経費が掛かっている事に気付いて車所有生活を辞めました。カーシェアリング、レンタカー、公共交通機関を利用する生活に切り替わると、多くの事に気付くようになりました。
仕事づくめでマイカーに乗れない
以前のブログで申し上げましたが、私は30歳前半くらいから、仕事のウエイトが大きくなりました。
30歳を過ぎると、真剣に仕事に向き合うようになり、気づくと仕事中心の生活になっていました。
社会人として中堅クラスの立場になっている事を意識し始めたからだと思います。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/3358964_l-640x360.jpg)
会社で多くの後輩と部下が出来始めるので、頼られ、尊敬されなければならない意識が強まったのです。
部下や多くの後輩が見ているので、「出来ない」とか「頼りにならない」と思われる訳にはいかないのです。
そして自分の将来像を真剣に思い描かなければ、納得できる形にたどり着かない切迫感を持ったからです。
どのくらいマイカーに乗らないのか
20代の頃は、毎週末になると、愛車を手入れしたり、釣りやスキー、ドライブに出かけていました。
そんな生活が一変し始め、気づいた時には、1か月に1度も乗らなくなっていました。
土日も取引先の要請に応えるため、持ち越した事務仕事(資料作成など)に出勤していました。
やがて3か月以上もマイカーのエンジンをかけない事も出始め、バッテリーが上がってしまうのです。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/2449565_l-640x360.jpg)
マイカーがない生活は不便なのか
人にもよりますが、私の場合はマイカーを辞めても、全く不便な生活にはなりませんでした。
仕事漬けの生活ですから、マイカーに乗りませんし、必要な時は借りて十分に事が足りました。
親や兄弟なら気軽に借りれますし、カーシェアリングやレンタカーを借りると十分でした。
マイカーがなければ、バスや電車、タクシーを使えば、普段の生活圏では事が足ります。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_20200812_144943-1-640x360.jpg)
公共交通機関でエコ活動
複数人で乗車すると、公共交通機関よりも割安になる事が多くなりますが、一人の場合は同じくらいです。
こう考えるとマイカーのメリットも多くあるのですが、それは表面的な金銭メリットだけです。
移動に要するエネルギー消費指数は、数十人乗るバスや数百人以上乗る電車には敵わないでしょう。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/2975988_l-640x360.jpg)
さらにバスや電車は定期運航しているので、満員でもガラガラでも消費エネルギーは同じです。
ならば少しでも公共交通機関を利用して、エネルギーの私的消費を減らす事が地球環境への貢献です。
時間の節約と有効活用ができる
早朝や夜中を除くと、電車の方が圧倒的に早く目的地に着く事が出来る場合が多いでしょう。
稀に起こるトラブルを除き、線路の上は渋滞しませんので、定刻に到着するので時間厳守が出来ます。
車を運転していては出来ない行為、新聞や書籍を読む事が出来るので、時間を有効活用できます。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_0444-640x360.jpg)
本当の細切れの時間であっても、スマートフォンで最新ニュースを拾い上げる事もできます。
リスク回避ができる
車やオートバイ、自転車を運転すると、他の交通者と交錯して起こる「交通事故」があり得ます。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/2713210_l-640x360.jpg)
交通法規を守り、全方位に向けて注意を張り巡らせても、回避出来ない場合もあります。
自分に全く過失がなくても、無謀な運転者から受ける「巻き添え」に遭遇する事もあります。
過失がないと思われる事案でも、その状況によっては、幾分の過失割合を求められる事もあるのです。
余計な神経を使わなくて済む
車を運転する時は「交通事故を起こすまい」と、みなドライバーとしての自覚を持ちます。
運転中に電話がかかってくることもあります。かけ返すために駐車可能な場所を探します。
急ぐ用件だったらと焦る気持ちが湧く時もあり、運転に対する注意が散漫になりがちです。
普通の運転時よりも多くの神経を使う時がしばしば訪れますが、こんな思いから解放されます。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/3374521_l-640x360.jpg)
酒好きにはたまらない特典
いくらお酒を飲んでも、飲酒運転になりません。(他者に迷惑をかけない一定の節度は必要です)
友人や知人との楽しい会食、取引先の接待においてお酒を嗜んでも、安全に最寄り駅まで帰れます。
バス、タクシー、電車、船、飛行機などの公共交通機関の利用では、問われることがない特典です。
休日の朝から、極まれにお酒を楽しむ人も居るでしょう。出かける前であっても何の問題もありません。
特に国境をまたぐ国際線飛行機を利用する時に提供される酒類を頂くのは、この上ない喜びです。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/2914409_l-640x360.jpg)
要人は自分で運転しない
アメリカの大統領、日本の総理大臣など各国政府要人のほとんどは、自分で運転する事がありません。
会社の社長や大企業の役員が公務で移動する時も同じで、ハイヤーやタクシーを利用します。
多くの思慮を巡らし、神経を尖らせる必要がある人は、神経を余計に使う事を排除するのでしょう。
![](https://fulfillingdays.net/wp-content/uploads/2020/08/564161_l-1-640x360.jpg)
庶民の私の目には割高だと映る「運転手付き専用車」「ハイヤーやタクシー」も、安い物なのでしょう。
メルセデスやBMW、レクサスを手に入れて自分で運転しているうちは、庶民感覚と大差ありません。